【海外市場の注目ポイント】7月の独生産者物価指数
日本時間午後3時に7月の独生産者物価指数が発表される。大方の予想は前年比1.0%上昇となっており、前年比の伸びが前月の1.2%上昇から鈍化するとみられている。前日に発表されたドイツ連銀月報では、ドイツ経済は7-9月期に2四半期連続のマイナス成長になり、リセッション(景気後退)に陥る可能性が指摘されている。こうしたなか、7月の独生産者物価指数が予想を下回れば、欧州中央銀行(ECB)の9月の追加緩和観測が強まり、ユーロが売られる可能性がある。
minkabu PRESS編集部

執筆者 : MINKABU PRESS
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