ドル円は106円台前半でのもみ合いに=東京為替概況
16日の東京市場でドル円は106円台前半でのもみあいに。朝方はいったんドル安が強まり106円03銭を付けたが、大台を割らずに値を戻すと、昼前に一転して106円27銭まで。動きはそこまでで、その後午後に入っては午前のレンジの中でのもみあいに。
週末を前に積極的な取引を手控える動き。トランプ大統領などの発言で一気に相場が動く中で、週末越えのポジション作成を避けたいとの思惑も。
昨日1.11割れを付けるところまで値を落としたユーロドルは1.11ちょうどばさみでの値動き。20ポイント弱の狭いレンジでもみ合いとなった。欧州の景気鈍化懸念が9月のECB理事会での緩和期待につながる形でユーロの頭を抑えている。
ポンドは比較的しっかり。1.21台を回復し1.2122まで。合意なき離脱懸念が継続も、夏休み期間中で英議会はお休みで新規材料に欠ける中、買い戻しが優勢となっている。
minkabu PRESS編集部 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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