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7月相場のフィナーレを飾るビッグイベントFOMC=外為どっとコム総研 神田卓也

達人の予想 

7月相場のフィナーレを飾るビッグイベントFOMC

【基調】
 底堅い

【注目イベント】
 ・7/31 米FOMC、パウエルFRB議長会見
 ・米長期金利、主要国株価
 
【本文】
本日の米連邦公開市場委員会(FOMC)は、25bp(0.25%)の利下げが濃厚と見られている。50bp(0.50%)の利下げならドル安サプライズとなりうるが、その可能性は極めて低そうだ。追加利下げへの姿勢も注目されるが、市場は年内の追加利下げ(今回の25bp利下げに加えてもう一度の25bp利下げ)をすでに9割方織り込んでいる。次回(9月)利下げの明確な示唆があればドル安サプライズとなりうるが、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、追加利下げ確約の言質を与える事は考えにくい。

このように、市場はFRBのハト派化をかなりの割合で織り込んでいるため、ドル安方向へのサプライズは発生しにくいと考えられる。そうした観点から、今回のFOMCはどちらかといえばドルが買われる流れになるのではないかと見ている。ただ、米株式市場の反応には注意が必要かもしれない。FOMCが「大幅な利下げ」に動かなかった事に株式市場が失望するようならリスクオフの円高に振れる可能性もある。

もう一点、今回のFOMCでは、FRBのバランスシート縮小計画の取り扱いにも注目している。すでにFRBは、量的引き締めともいえるバランスシートの縮小を9月に停止する事を決めているが、この予定を早めて即時停止を発表するのではないかとの見方もある。これについては明確な市場コンセンサスがない事から、仮に即時停止が発表されればドル売り材料となろう。

いずれにしても、今回のFOMCは7月相場のフィナーレを飾るビッグイベントに位置付けられており、様々な思惑やポジションが交錯しているだけに、無風で通過する公算は小さいだろう。

執筆者 神田卓也

執筆者 : 神田卓也|株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長

株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 証券株式会社を経て、1991年㈱メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年同社入社。

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