ドル円若干弱含み=東京為替前場概況
東京外為市場中盤、ドル円は108.32円付近まで弱含み。序盤は108.60円付近まで水準を切り上げる場面はあったが、月末の米利下げ観測が重しとなっている。
先々の景気や物価の下振れリスクに焦点が当たるなかでの米利下げ観測であり、昨日発表された6月の米消費者物価指数(CPI)に対する関心は限られ、これを手がかり
としたドル買いには持続力が乏しい。
ユーロ円は122円ちょうど付近、ポンド円は135円後半、豪ドル円は75円後半で推移。ドル円に連動しつつ上値が抑えられているが、欧州通貨や資源国通貨は対ドル
でしっかりとしており、クロス円の下値は限定的。
日経平均は小幅続伸。前引けでは前営業日比9.60円高の2万1653.13円となった。

執筆者 : MINKABU PRESS
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