【7月12日予想】引き続き株価急落に注意
夏枯れ相場続く
11日の日経平均株価は上昇しました。日経平均株価は前日比0.51%プラスの21643円53銭、マザーズ指数は前日比0.31%マイナスの917.34ポイントとなりました。前夜の米国株式市場が上昇したことを受け日経平均株価も堅調に推移しました。
11日の株価変動を受け日経平均株価のRSI(9日)は63.71%、マザーズ指数のRSI(9日)は69.55%となっておりテクニカル分析ではやや買われ過ぎの水準となっています。
日経平均株価は依然日本単独の材料に乏しいなか、米国株の動向に左右される展開が続いています。世界的な金融緩和を背景に米国ダウ指数は高値更新を伺う水準に位置しており、引き続き上昇トレンドを継続していますが、一気に高値更新するというよりは上昇・下落を繰り返しながら高値を更新していくのではないかと考えています。日経平均株価も米国ダウ指数と同様の展開になりそうですが、売買代金も少なくちょっとした悪材料が出れば一気に下落する可能性もありそうです。依然楽観視は禁物でしょう。12日の日経平均株価は小幅安と予想します。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。