反落、OPECが増産を検討=NY原油概況
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=63.58(-1.03 -1.59%)
ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が1.03~0.98ドル安。その他の限月は0.94ドル安~0.03ドル高。
原油高が続いた場合、石油輸出国機構(OPEC)が7月以降に増産を実施する可能性が浮上したことが重しとなった。ロイター通信が関係筋の話として伝えた。ロシアなどと協調減産を継続すると、引き締めすぎるリスクが高まるという。現在、OPEC加盟国と非加盟国は日量120万バレルの減産を行っている。
時間外取引から5月限は軟調に推移し、通常取引序盤には63.31ドルまで下げ幅を広げた。
minkabu PRESS編集部

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。