東京株式(寄り付き)=急反落、ハイテク摩擦問題を背景に米株急落を受けリスク回避
週明け10日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前週末比359円安の2万1319円と急反落。
前週末の米国株市場でNYダウが550ドル強の下げ、またナスダック指数も200ポイントを超える急落をみせており、このリスク回避の流れが東京市場にも及んでいる。外国為替市場で円高方向に振れていることもあって、主力株中心に幅広く売りが出ている。米国のハイテク製品分野における貿易摩擦の問題が嫌気されており、目先は押し目買いも入りにくい状況。ただ、日銀のETF買いが期待されるほか、一部の内需系材料株に物色の矛先が向かう可能性はある。
寄り付き時点で業種別では33業種全面安で、値下がりで特に目立つのは証券、電気機器、サービス、その他製品、機械など。
出所:minkabuPRESS 株式情報
執筆者 : MINKABU PRESS
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