ドル円、157円台での推移が続く=NY為替序盤
きょうの為替市場、ドル円は157円台での推移が続いている。ドル安の動きが見られている一方、クロス円での円安の動きもあり、ドル円は下値をサポートされている。
ドル安を誘発する直接的な材料はないが、本日は原油が急落しているほか、米株式市場も時間外で堅調に推移していることから、リスク回避のドル高も一服しているようだ。原油については、トランプ大統領がイラン攻撃の再開に先立ち外交交渉を見極めたい意向だと報じられたことが安心感に繋がっている模様。米・イスラエルによる再攻撃が中東全体を巻き込む破壊的戦争へ発展することを警戒する湾岸アラブ諸国の懸念が背景にあると見られている。
ストラテジストからは「ドルは引き続きAI関連株と原油という2つの材料の間で方向感を探る展開となっている」との指摘が出ている。「IT・ハイテク株の小反発が一定の安心感をもたらす一方、原油軟化はインフレ懸念を和らげる。明日の米中間選挙も新たなリスク要因だ。ドルに対する強気の見方は維持しているものの、上昇・下落双方のリスクが一段と拮抗しつつある」と述べている。
円の方は先週の日銀決定会合を受けても大きな動きは見られていない。12月と27年3月にそれぞれ利上げ、政策金利を1.75%まで引き上げるとの見方がいまのところ多い。ただ一方で、米大手資産運用会社のレポートからは「日銀は27年3月以降、四半期ごとの利上げペースから、決定会合ごとに利上げの是非を判断する方針へ移行する可能性が高い」との見方も示されていた。
「中東情勢がさらに悪化しない限り、今年のインフレ加速の主因となっているエネルギー価格上昇の前年比での押し上げ寄与は、27年4月以降に縮小するだろう」とも指摘している。
日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は158円に観測されている。
2日(月)
158.00(11.4億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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