ユーロは上値重い フランスGDPが予想外のマイナス成長 ECBの利上げ期待は温存=NY為替
きょうのユーロドルはNY時間に入って戻り売りが優勢となっており、一時1.1135ドル近辺まで下落する場面が見られた。21日線が1.12ドルちょうど付近に来ているが、その水準に上値を止められて形。一方、ユーロ円も上値の重い展開が続いており、175円台での推移となっている。
フランスの債務問題への懸念や、前日の理事会でECBが利上げに慎重姿勢を示したことが重しとなっているようだ。本日の第3四半期のフランスGDPが予想外のマイナス成長となり、債務問題への懸念が一段と強まった。
ECBは前日に政策金利を据え置き、今後の利上げについても明確なシグナルを示すことは避けた。ただ、ECBはインフレ見通しが改善しなければ12月に利上げする用意があるとの報道も流れており、短期金融市場でも12月利上げの確率を82%程度で織り込んでいる。現在の経済指標や中東紛争による経済への影響を踏まえると、インフレを抑えるには追加利上げが必要になる可能性が高いと考えているという。
EUR/USD 1.1156 EUR/JPY 175.61 EUR/GBP 0.8332
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。