一方向の動きに警戒感=ロンドン為替概況
一方向の動きに警戒感=ロンドン為替概況
朝方は円高が優勢となり、ドル円は158.10円台から157.90円割れまで下落した。原油先物の下落からドル売りが入り、上値の重さへの警戒感も加わって、いったんドル売り・円買いが先行。もっとも、ユーロドルでユーロ安・ドル高が強まるとドル全般の買いへと波及し、ドル円も安値から反発した。下げる前の水準を超えて158.20円台を付けた後は、158円台前半でもみ合いとなっている。
ユーロドルは1.1220/30ドルでの推移から1.1190ドル割れまで売りが出た。週末のフランスでの暴動への警戒感などが欧州市場で改めてユーロ売りにつながった。原油が下げ一巡後に反発を見せたこともドル売り一服を促した格好。ただ、ユーロドルも売り一巡後は反発し1.1230ドル前後まで買い戻された。一方向の動きへの警戒感がユーロのショートカバーを誘った。
ユーロ円は東京午後の177.60円台からドル円の下落につれて177.00円台まで軟化し、その後の対ドルでのユーロ急落で176.90円台まで下押しした。ただ、対ドルでユーロが買い戻されると177.60円台まで反発し、往って来いの展開となった。
ポンドドルはユーロドルの下げに連れ安となり、1.3330ドル台から1.3300ドル台を付けた。その後はドル買い一服とともに1.3340ドル台まで反発。今週の英消費者物価指数(CPI)が強めに出るとの観測もあり、ユーロに比べてポンドはしっかりとした足取りで、対ドルでの下げも限定的にとどまった。ポンド円はドル円の下げや対ドルでのポンド売りに押され、東京午後の210.80円台から210.40円台まで下落したが、その後は211.00円前後まで買い戻されている。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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