明日はECB理事会 利上げは今回でしばらく見送りとの見方も=NY為替
ユーロドルは1.16ドル台での推移が続いている。ユーロ自体の動意はなく、専らドルの動きに左右されている。200日線が1.1635ドル付近に来ているが、現在はその水準で次の展開待ちの状況となっている。一方、ユーロ円は円高の動きから下げが加速しており、本日も178円ちょうど付近まで一時下落する展開。
明日はECB理事会が開催され、利上げがほぼ確実視されている。アナリストは、明日の利上げに引き続いて年内に追加利上げに踏み切れば、金融政策を意図的に景気抑制的な領域へ移すことになるとの見方が出ている。明日利上げを実施した場合、中銀預金金利は2.50%となり、一般的に中立金利のレンジ上限と考えられている水準に到達すると指摘。そこからさらに利上げすれば、金融政策が景気を明確に抑制することになるという。
特に足元のインフレ圧力はエネルギー供給ショックによる部分が大きく、金融政策では供給そのものに働きかけることができない。このため、コアインフレや賃金上昇率が再び加速しない限り、今回の利上げを最後にECBは利上げを当面見送るとの見方を示している。ただ、短期金融市場では年内もう1回の利上げを見込んでいる状況。
EUR/USD 1.1630 EUR/JPY 178.67 EUR/GBP 0.8585
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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