米財務省の発表に利回り上昇、ドル高の反応 規模が期待に届かず
米財務省は、拡充した米国債買い戻しプログラムの第1弾として、長期債を9月10日に最大60億ドル購入すると発表した。足元で上昇している政府の借り入れコストを抑制しようとするベッセント財務長官の姿勢が鮮明となった。買い戻し額は、当初投資家に示していた上限20億ドルの3倍にあたる。
ただ、市場は利回り上昇、ドル高で反応。買い戻し規模は市場の期待に届かなかったようだ。規模は市場予想の下限に留まった。市場では、長期金利の上昇を強力に抑え込むほどの大規模な買い戻しへの期待もあっただけに、失望に繋がっている模様。
今回の買い戻しは、債券相場の下落を反転させるというより、市場の値動きを安定化させる措置との受け止めが広がっている。
米国債利回り
2年債 4.413(+0.019)
10年債 4.835(+0.046)
30年債 5.290(+0.045)
期待インフレ率 2.378(+0.003)
※期待インフレ率は10年債で算出
USD/JPY 153.61 EUR/USD 1.1632 GBP/USD 1.3547
執筆者 : MINKABU PRESS
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