【これからの見通し】円高警戒も、過熱感警戒も見られる
【これからの見通し】円高警戒も、過熱感警戒も見られる
先週後半からドル安・円高傾向が強まっているドル円。昨日はロンドン午前に、先週下値を支えた155.30円前後、さらに心理的節目となる155.00円を割り込んで売りが加速した。今朝は昨日下値を支えた154.00円手前の買いを崩し、昼前には153.00円も割り込んで152.89円まで下落。午後は行き過ぎ感もありやや戻す展開となったが、勢いは乏しく、じりじりとした買い戻しにとどまった。
ここへ来て円キャリー取引の巻き戻しに対する警戒感が強まっており、上値の重い展開が続いている。ただ、先週月曜日に160.39円を付けて以降の急激な下落に対して行き過ぎ感もあり、売り一辺倒の動きにはブレーキがかかっている。
本日はこの後目立った指標発表の予定がなく、市場は昨日の休場(レイバーデー)明けとなる米国勢の出方に注目している。中期的な下値ターゲットは今年の年初来安値となる152.10円。ただ、本日も高値から1円50銭ほど下落するなど荒っぽい値動きとなっており、いったん調整の動きが広がる可能性もある。
戻りの目先ターゲットは154.00円。その後は155円台を回復できるかが焦点となる。
ユーロドルやポンドドルは落ち着いた動きが続きそうだ。特にユーロドルは木曜日のECB理事会待ちの展開となりやすい。
ユーロ円やポンド円などのクロス円はドル円に準じた動きを見せ、昼前後に安値を付けた後は午後にかけて買い戻しが入った。ドル円が下げ止まればクロス円も買い戻されそうだが、ドル円の戻り局面でしっかり売りが出れば、もう一段の下落となる可能性がある。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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