アジア株続伸 原油安に安堵も上昇持続には懐疑的 豪州では3月利上げ確率が急上昇
アジア株続伸 原油安に安堵も上昇持続には懐疑的 豪州では3月利上げ確率が急上昇
東京時間11:05現在
香港ハンセン指数 26028.60(+68.70 +0.26%)
中国上海総合指数 4118.17(-4.97 -0.12%)
台湾加権指数 33664.08(+892.21 +2.72%)
韓国総合株価指数 5710.11(+177.52 +3.21%)
豪ASX200指数 8726.28(+33.61 +0.36%)
アジア株は上海を除いて上昇、原油下落を受け市場心理が改善。
IEA石油備蓄放出報道を受け原油価格が下落してるが、米イラン戦争そのものを終わらせる解決策にはならないため楽観ムードが続くかは微妙なところ。
国際エネルギー機関(IEA)が米イラン戦争によって高騰した原油価格を抑えるため、史上最大規模の石油備蓄放出を提案したとWSJが報じている。今回の放出量は2022年のロシア-ウクライナ戦争時の1億8200万バレルを上回る見込みだという。加盟国は11日に提案を採択するかどうかを決める見通しだが、1カ国でも反対すれば計画が遅れる。
トランプ米大統領は戦争早期終結を示唆するも「今週中」ではないとしている。米国防総省は戦争開始以来で最も激しい爆撃を実施したと発表。対イラン攻撃を強化させているが、戦争終結時期についてはコメントしていない。
イラン側は停戦を求めていないと表明。ラリジャニ氏は「お前より大きな者たちでさえイランを排除できなかった、自ら排除されないよう気をつけろ」と、トランプ氏を挑発。
米中首脳会談への懸念もやや広がっている。米国側の準備が不十分で中国側は不満を抱いているという。首脳会談では貿易協定に限定され、中国にとって最も重要な台湾問題が取り上げられない可能性がある。
豪州株は上げ幅を縮小、3月利上げ観測が一段と高まっている。
豪中銀のハウザー副総裁は原油高騰による豪州のインフレ加速に懸念を示した。断固たる措置を取らなければ有害な高インフレにつながる可能性があると述べ、タカ派姿勢を一段と強めた。発言を受け豪中銀の3月利上げ確率が一時63%まで急上昇した、発言前は30%程度だった。
副総裁のタカ派強調を受け、大手金融機関が相次いで利上げ予想を発表。ゴールドマンサックスは3月利上げの可能性は高いと指摘、ドイツ銀行も3月利上げを予想。UBSは3月に25bp利上げし、8月までに計50bpの追加利上げ予想。ウエストパック銀とNABは3月と5月に25bpずつの利上げを予想している。
執筆者 : MINKABU PRESS
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