【本日の見通し】9月の米小売売上高、生産者物価指数などに注意
【本日の見通し】9月の米小売売上高、生産者物価指数などに注意
9月の米小売売上高及び生産者物価指数(PPI)が発表される。ともに10月16日に発表予定となっていたものとなる。連邦政府機関の閉鎖の中で発表された9月の米消費者物価指数(CPI)前年比は、エネルギー価格上昇を受けて総合が8月を上回り、コアが8月から鈍化となっていた。PPIも同様に総合が強め、コアが鈍化を見込んでいる。コアの鈍化が予想通り見られなかった場合、ここにきて強まっている12月の利下げ期待が後退し、ドル買いとなる可能性がありそう。
発表までは落ち着いた動きか。日米金利差を意識した動きなどからドル買い円売りが見られるものの、積極的な上値追いには至っていない。下がると買いが出る展開が続くものの、157円台での買いには慎重姿勢が見られそう。
クロス円も同様の動きか。昨日181円台を回復したユーロ円。ドル円同様に高値から少し調整が入った。181円台での買いには慎重も、21日の180円割れの局面ですぐに買いが入ったこともあって、下がると買いが出る展開。ポンド円は205円台を中心とした推移か。明日の英予算案発表を前に積極的な動きにはなりにくい。
ユーロドルは1.15台前半を中心とした推移か。ポンドドルは1.3100を挟んでの推移。対円同様に明日の英予算案発表を前に慎重な動きとなりそう。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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