週明けドル高円高優勢=東京為替前場概況
週明けドル高円高優勢=東京為替前場概況
週明け17日午前の市場はドル高円高が優勢。ドル円は154円台半ばを挟んでの上下。円キャリー取引の拡大期待が支えも、155円手前の売りが意識されており、積極的な上値追いにも慎重。日経平均の軟調な動きも重石となっている。
ドル円を除くとドル高が優勢となっており、ユーロドルは1.1620台から1.1602を付けた。大台を維持しており、動きとしては落ち着いたものとなっているが、上値が重くなっている。目立った材料は見られず、リスク警戒の動きがドル買い円買いにつながっているとみられる。ポンドドルが1.3170台から1.3150を付ける動き。
ユーロ円は179円26銭まで一時売りが出た。対ドルでのユーロ売りドル買いと円買いの動きから上値が重い。ユーロ円は先週末180円手前からいったん売られており、180円手前の売りが意識されている。ポンド円は203円71銭から203円14銭まで下げた。こちらもユーロ円同様にリスク警戒の動きからのドル買い円買いが重石。
豪ドルはリスク警戒の動きを意識し、対ドル対円でやや軟調。豪ドルドルは0.6530台から0.6510台、対円では101円00銭台から100円70銭台を付けている。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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