ドル円は153円台前半で神経質な動き=NY為替
ドル円は153円台前半で神経質な動き=NY為替
日本時間午後11時39分現在のドル円は1ドル=153.19円。きょうの為替市場は東京午前に米早期利下げ期待の高まりなどを受けてドル売りとなり152円80銭台を付けた後、米債利回り上昇を受けてロンドン市場にかけて上昇。153円54銭を付けた。しかし、その後米債利回りが低下したことで153円00銭前後まで売りが出た。欧州株、米株先のやや軟調な動きを受けた円買いなども重石となっていた。
ロンドン午後にかけて153円00銭を二度トライも、この時間帯は下値がしっかりとなっており、その後反発。ロンドン午前につけたきょうの高値153.54には届いていないものの。153円50銭近くを付けるなど、しっかりの動きを見せた。しかし、ロンドン市場の高値を付けきれず153円10銭台まで急落するなど、153円台前半で神経質な動き。
ユーロドルはロンドン市場からしっかり。東京午後からロンドン朝にかけての1.1530前後からNY朝に1.1570台を付けている。木曜日に上値を抑えた1.1550前後を超えてきたことで、もう一段の上昇となった。ポンドドルは1.3140前後まで上昇。ロンドン市場で一時1.3100を割り込む動き。昨日は英中銀の据え置き決定などを受けて上昇し1.3140台を付けたが、その後の調整がロンドン市場まで続いた。もっとも安値から反発を見せ、昨日高値圏まで上昇している。
ユーロ円は対ドルでのユーロ買いとドル円の安値からの反発を受けて、177円割れから177円61銭まで上値を伸ばした。ポンド円も同様に一気に上昇。200円66銭から201円63銭まで約1円の急騰。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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