米10年債利回り急低下 トランプ発言で市場が不安定に=NY債券概況
米国債利回り(NY時間16:33)(日本時間05:33)
米2年債 3.531(-0.062)
米10年債 4.063(-0.076)
米30年債 4.642(-0.080)
期待インフレ率 2.318(-0.038)
※期待インフレ率は10年債で算出
きょうのNY債券市場で米10年債利回りが大幅に低下。トランプ大統領の中国に関する発言で、市場が不安定になる中、利回りも大幅に低下した。大統領は「中国は非常に敵対的になりつつある」と述べた上で、中国製品への関税の大幅引き上げを示唆した。韓国で習主席と会う理由はないようだとまで述べていた。
また、米政府閉鎖が10日目に突入する中、ホワイトハウスは、市場が懸念していた連邦職員の解雇を開始したと発表したことも重しに。
10年債は一時4.04%台まで低下したほか、2年債も3.51%まで一時低下。
2-10年債の利回り格差は+53(前営業日:+54)。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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