ポンド、リーブス英財務相の辞任圧力が高まるなら下落の可能性=NY為替
本日のポンドドルは買いが強まっており、1.33ドル台半ばまで上昇。1.33ドル台前半に来ている200日線を上回ってきており、明日以降の動きが注目される。一方、ポンド円は円買い戻しが見られているものの、買いが優勢となっており、207円台を回復する場面も見られた。
先週の予算案を受けて、リーブス英財相は国民に誤解招いたとの批判が出ており、野党が辞任を要求している。ストラテジストは、もし財務相の辞任の可能性が高まる兆候が示されれば、ポンドは今後数週間で下落するリスクがあると述べている。
予算案の余波はまだポンドに大きな影響を与えていないが、予算責任局(OBR)のヒューズ局長が予算案発表時のミスで辞任していたが、市場ではリーブス英財相まで飛び火するのではとの不安もあるようだ。
GBP/USD 1.3345 GBP/JPY 207.03 EUR/GBP 0.8745
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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