東京株式(寄り付き)=売り優勢、米「つなぎ予算」に絡む思惑で上値重い展開
1日の東京株式市場は売り優勢、寄り付きの日経平均株価は前営業日比100円安の4万4831円と続落。
日経平均株価は前日まで3日続落し、この間に800円強水準を切り下げていることで目先値ごろ感からの押し目買いを誘導しやすい。しかし一方で機関投資家の銘柄リバランスの売りを含めた利益確定売り圧力も拭えず上値は重い。米国では「つなぎ予算」の成立が難航しており、政府機関が一部閉鎖された場合は今週3日に予定される9月の米雇用統計の発表が遅れる可能性もあるとされ、これが様子見ムードにつながっている。足もと1ドル=147円台後半までドル安・円高方向に振れていることもハイテク株などを中心に上値を重くする背景となっている。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。