ユーロ安は長続きしそうにない 財政刺激策が今後効果が現れる=NY為替
この日発表のISM非製造業景気指数が予想を下回ったことをきっかけにドル安が再び優勢となっており、ユーロドルは1.15ドル台後半まで買い戻されている。ただ、先週の米雇用統計後からの買い戻しでも、1.16ドル台は強い上値抵抗が形成されているようだ。
ただ、アナリストからは、ユーロ圏の財政刺激策が今後経済に浸透していくことで、現在のユーロ安は長続きしない可能性が高いとの指摘が出ている。財政刺激策の効果が現れるには時間がかかるが、年末が近づくにつれて、この刺激策の効果が経済指標に徐々に現れてくると思われ、それがユーロの対ドルでの回復に繋がると述べている。
EUR/USD 1.1579 EUR/JPY 170.70 EUR/GBP 0.8706
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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