修正:反落、イランが停戦を提案との報道で=NY原油概況
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=71.77(-1.21 -1.66%)
イランの核開発施設や軍事施設だけでなく、南部にある世界最大級のサウスパースガス田の関連施設やテヘラン近郊の燃料備蓄施設で被害が発生するなど、イスラエルがエネルギー関連施設に攻撃を拡大したものの、イラン産原油の供給に今のところ障害は発生しておらず、引き続き正常に行われていることが重しとなった。米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が、イランは敵対的な行動の終結を求め、米国との核開発協議の再開を望んでいると伝えたことも圧迫要因。米国がイラン攻撃に参加しない限り、再び交渉のテーブルにつくことに前向きであるという。
ただ、イスラエルのネタニヤフ首相は、イランの核とミサイルの脅威を排除することが目標であると述べ、攻撃を継続する構え。
時間外取引で7月限は一時77.49ドルまで一時急伸したものの、上値は重くマイナス圏に沈んだ。通常取引開始後は69.38ドルまで下げ幅を拡大。ただ、安値からは切り返して引けた。
MINKABU PRESS
※タイトルを修正します。

執筆者 : MINKABU PRESS
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