ドル円は一時上振れも、動意は長続きせず=東京為替前場概況
東京午前のドル円は144.28円付近まで強含む場面はあったが、仲値公示後の一時的な上振れにとどまった。その後は目立った振幅もなく、143円後半で推移。米国と中国の対立が再び強まるなかで、米中首脳会談の実施を見守る雰囲気にある。ただ、トランプ米政権は米中首脳会談を実施する構えだが、中国側が応じるのか不透明。中国外相は、米国が米中関係を正しい軌道に戻すために必要な条件を整えるよう求めると述べた。
ユーロ円は164.08円付近、ポンド円は195.02円付近、豪ドル円は93.17円付近までやや上振れした。ただ、ドル円と同様にすぐに押し戻されている。1-3月期の豪国内総生産(GDP)は前期比+0.2%と減速したが、豪ドルの反応は限定的。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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