ユーロドル、緩やかな戻り売り 年内あと2回のECB利下げは間隔を空き過ぎるべきではない=NY為替
きょうの為替市場は月末の調整が中心で、全体的に静かな値動きとなる中、ユーロドルは緩やかな戻り売りに押されている。本日の21日線は1.1275ドル付近に来ているが、その水準を試す動きまではなく、21日線を上をしっかりと維持している状況。
来週はECB理事会が開催され、0.25%ポイントの利下げが確実視されている。市場は来週を含めて年内あと2回の利下げを見込んでいるがエコノミストは、利下げの間隔が空き過ぎると市場が緩和終了と誤解する恐れがあり、6月の後は9月ならば米通商政策の影響を評価するための猶予期間をECBは持ていると述べてる。
中銀預金金利は年末までに1.75%となり、2026年末まで据え置かれると見込んでいるようだ。
EUR/USD 1.1347 EUR/JPY 163.63 EUR/GBP 0.8425
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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