ドル円142.29円まで下落、植田日銀総裁の発言受け円全面高 インフレ目標達成に自信深めたとの見方
ドル円142.29円まで下落、植田日銀総裁の発言受け円全面高 インフレ目標達成に自信深めたとの見方
日銀総裁発言を受け円買いが加速、ドル円は142.29円まで下落している。米国信頼低下によるドル売りも見られる。ユーロドルは1.14台に乗せている。ドル指数と米10年債利回りは低下。
日銀主催の国際コンファレンスで植田日銀総裁は、見通し実現していけば2%目標持続達成へ引き続き利上げ、基調的物価上昇率は見通し期間後半に2%へ収束する見込みと発言した。そのほか、足元の物価上昇はユーロ圏や米国より高くなっている、食料品価格の上昇が基調物価に与える影響を注意する必要があると述べた。
マーケットは植田総裁がインフレ目標を達成できると自信を深めたと見ているようだ。日銀が再び利上げを検討する方向に傾いているとの声。

執筆者 : MINKABU PRESS
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