アジア株 まちまち、香港株は大幅反落
東京時間17:35現在
香港ハンセン指数 23282.33(-318.93 -1.35%)
中国上海総合指数 3346.84(-1.53 -0.05%)
台湾加権指数 21536.57(-115.67 -0.53%)
韓国総合株価指数 2644.40(+52.31 +2.02%)
豪ASX200指数 8361.02(+0.14 +0.00%)
インドSENSEX30種 82170.50(+449.42 +0.55%)
26日のアジア株は、まちまち。前週末の米国株式市場は下落。トランプ米大統領が欧州連合(EU)に対して50%の関税をかけると表明したことが嫌気された。ところが週明けには、トランプ米大統領が対EUの50%の関税期限を7月9日まで延長することに同意したと報じられている。米国の関税政策がコロコロ変わることで、アジアの株は市場間でまちまちで方向感を欠く動きとなっている。香港株は大幅反落。電気自動車(EV)や自動車関連株の下げが目立つ。
上海総合指数は小幅続落。保険大手の中国人寿保険、発電設備・大型機械設備メーカーの上海電気集団が買われる一方で、酒造会社の貴州茅臺酒、銀行大手の中国工商銀行、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)が売られた。
香港ハンセン指数は大幅反落。自動車メーカーの吉利汽車控股(ジーリー・オートモービル)、電気自動車(EV)メーカーのBYD(比亜迪)、オンライン生活関連サービス企業の美団(メイトゥアン)、電力会社の電能実業(パワー・アセッツ・ホールディングス)、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)が売られた。
豪ASX200指数は小幅続伸。ほぼ変わらず。資源・鉱山会社のBHPグループ、ソフトウエア会社のワイズテック・グローバル、不動産会社のグッドマン・グループが買われる一方で、金融持ち株会社のANZグループ・ホールディングス、医療機器メーカーのレスメド、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループが売られた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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