円売り一服、市場ではアルゴに反応との冷めた見方も=ロンドン為替
円売り一服、市場ではアルゴに反応との冷めた見方も=ロンドン為替
ドル円は142円台で乱高下している。先ほどは円が急落する場面があった。「中国が交渉にオープン、トランプ氏がリスペクトみせ交渉担当を指名なら」との報道に反応した。
ただ、市場では「中国が交渉にオープン」とのヘッドラインにアルゴが円売りを発動したとの見方が出ている。内容をよくみると、米国に譲歩を求めているだけで、特段、中国側からの新たな動きは出ていない。米国に投げつけられたボールを、投げ返しただけとの冷めた見方もでていた。
報道前のドル円相場は、じりじりと円高方向を試したが、安値を142.05レベルまでにとどめており、大台割れには至らなかった。短期筋のショートカバーを誘うには十分なニュースだったようだ。
USD/JPY 142.77 EUR/JPY 161.94 GBP/JPY 189.43

執筆者 : MINKABU PRESS
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