【本日の見通し】リスク警戒継続 不安定な動き続く
【本日の見通し】リスク警戒継続 不安定な動き続く
リスク警戒が根強く、昨日海外市場は円高が優勢となった。この後も上値の重い展開が見込まれるが、月曜日のドル円、クロス円の反発のように、調整が入る局面でも動きが大きいだけに、積極的な円高トライもやりにくい。
ドル円は戻りの重さを意識しながらの展開か。今日は23時に下院歳入委員会(Ways & Means Committee)で米国の関税関連の担当者であるUSTR(米通商代表部)のグリア代表が答弁を行う。下院は外交に対する権限がなく、米国内への影響がメインになるとみられるが、市場の注目を集めるところとなっている。内容次第ではドル売り円買いが強まる可能性。
ユーロドルは1.09台中心の推移か。神経質な上下となる可能性も、一方向の動きには慎重。
ユーロ円はドル円同様にリスク警戒の動きが、上値を抑える可能性。ドル円の下げが強まると、ユーロ円などクロス円も売りが強まるとみられる。
MINKABUPRESS 山岡

執筆者 : MINKABU PRESS
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