東京株式(寄り付き)=売り先行、ナスダック下げ止まらず警戒続く
26日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比94円安の3万8143円と続落。
リスク回避ムードが強いなか、日経平均は下値を探る動きが続いている。ただ、直近の急落の反動で目先は空売り筋の買い戻しなども想定される場面だ。前日の欧州株市場は高安まちまちで米国株市場でもNYダウが続伸したが、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の下げが止まらないことで、東京市場でもセンチメントが冷やされた状態にある。米長期金利の低下を背景に外国為替市場ではドル安・円高が一段と進んでおり、これも半導体関連などハイテクセクターに逆風となりやすい。米エヌビディア<NVDA>の決算発表を前に、この結果を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせる要因となる。
出所:MINKABU PRESS
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執筆者 : MINKABU PRESS
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