小幅続落、地政学的リスク後退が警戒され買い玉が整理=NY原油概況
NY原油先物3 月限(WTI)(終値)
1バレル=70.74(-0.55 -0.77%)
時間外取引は買い優勢。期近3、4月限とも72ドルが抵抗線となったが、堅調に推移した。14日から16日までドイツのミュンヘンで安全保障会議が開催され、ウクラ
イナ情勢について協議されるため、地政学的リスクからの買いが後退が警戒され、日中取引開始後は上げ幅を縮小。前半の取引で小安くなり、改めて戻り売り圧力の強さが示された。
17日がプレジデンツデーの祝日のため、休場となることで買い玉の整理が優勢もようとなった。20日に納会(最終取引)となる3月限から4月限への限月移行に絡む売買も増えたとみられる。ガソリン相場も下げに転じたが、需要期にあるヒーティングオイル価格が堅調に推移したことは下支え要因となった。3、4月限とも70.50ドル台で買い支えられ底堅い動きではあったが、反発力は弱く、先安感を払拭できないまま引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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