米10年債利回り低下 米小売売上高が予想以上の減少=NY債券概況
米国債利回り(NY時間16:28)(日本時間06:28)
米2年債 4.259(-0.048)
米10年債 4.476(-0.053)
米30年債 4.699(-0.038)
期待インフレ率 2.440(-0.015)
※期待インフレ率は10年債で算出
きょうのNY債券市場で米10年債利回りは低下。この日発表の1月の米小売売上高が予想以上の減少となったことをきっかに利回りは下げを加速。1月分は厳冬と山火事の影響が想定以上に個人消費に出たようだ。ただ、FRBの姿勢に変化はないと見られている。
トランプ関税が早くても4月以降となり、市場には、各国との交渉により最終的な影響は和らげられるのではないかという期待も出ている。段階的な課税という、当初市場に広まっていた楽観的見方に沿った内容との受け止めもあり、利回りは下げが続いている状況。
2-10年債の利回り格差は+21(前営業日:+22)とイールドカーブはフラット化。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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