ドル円、一時151円台後半まで戻す 日米首脳会談でのトランプ大統領の発言で=NY為替
先ほどからドル円に買い戻しが出ており、150円台から一時151円台後半まで買い戻される場面が見られた。きょうのNY為替市場は関税のニュースでリスク回避の雰囲気が広がり、為替市場はドル高・円高の動きが強まった。そのような中、円高の動きがドルを勝り、ドル円は東京時間に引き続き、150円台に一時下落していた。
トランプ大統領がきのう、共和党議員に対し、早ければ本日にも相互関税を発表する予定だと伝わったことで、市場は再び警戒感が広がっている。しかし、本日は日米首脳会談が行われており、大統領は会議の冒頭で「対日貿易赤字の解消を望んでおり、日本への関税も選択肢の1つだ」と述べたことが伝わると、円高の動きが急速に後退している。
トランプ大統領は選挙戦で、貿易相手国が米国への輸入品に課している税率と同等の関税を米国への輸入品にも課すと公約していたが、具体的な相互関税は来週公表する計画だと述べた。
USD/JPY 151.65 EUR/JPY 156.50
GBP/JPY 188.06 AUD/JPY 95.04
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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