ドル円は戻りが鈍い、午後は155円台前半で模様眺めムード=東京為替概況
ドル円は戻りが鈍い、午後は155円台前半で模様眺めムード=東京為替概況
東京終盤のドル円は戻り鈍い。ドル円は、午前にトランプ米大統領が対中関税に消極的な発言をしたことからドル売りが優勢となり、156円割れに沈んだ。昼過ぎに発表された日銀金融政策決定会合の結果では、市場予想通り0.25%の利上げが決定された。また、展望レポートで消費者物価見通しが上方修正されたことを受けて、早期追加利上げ観測から円高に振れ、一時155.01付近まで急落した。下げ一服後は、午後3時半からの植田日銀総裁の会見を控えて戻りは限定的となり、155円台前半で小動きとなった。
クロス円も軒並み午後に入って円高となり、ユーロ円は一時162円台を割り込んだ。
ユーロドルはドル安の動きから、午後に一時1.0458付近まで上昇した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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