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アジア株 総じて下落、先週末の強い米雇用統計を受けた米株下落で

株式 

東京時間17:30現在
香港ハンセン指数   18874.14(-190.15 -1.00%)
中国上海総合指数  3160.76(-7.77 -0.25%)
台湾加権指数     22488.33(-523.53 -2.28%)
韓国総合株価指数  2489.56(-26.22 -1.04%)
豪ASX200指数    8191.92(-102.15 -1.23%)
インドSENSEX30種  76565.56(-813.35 -1.05%)

 13日のアジア株は総じて下落。先週末の米雇用統計が強い結果となったことで、市場における米早期利下げ観測が大幅に後退、米株が大幅安となった。週明けのアジア市場でもその流れを受けて全般に株安となっている。米国と英国がロシア石油企業に対する制裁を強化し、原油高が進行していることも景気不透明感につながっているようだ。また、今日発表された中国貿易収支は予想以上の黒字幅が拡大したが、トランプ関税を想定して駆け込み的な輸出増につながったと分析されている。
   
 上海総合指数は続落。終値では9月27日以来の安値水準だった。銀行大手の中国農業銀行や中国銀行、中国工商銀行などが下げを主導。一方で、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、酒造会社の貴州茅臺酒などが買われた。騰落率ではやや上げ銘柄が多かった。
   
 香港ハンセン指数は大幅続落。家電大手の海爾智家(ハイアール)、電子製品の比亜迪電子(BYDエレクトロニック)、公表交通の香港鉄路(MTRコーポレーション)、インフレ関連の長江基建集団(CKインフラ)などが下げを主導。中国石油天然気、中国海洋石油など石油関連が買われた。
   
 豪ASX200指数は大幅続落。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、ウェストパック銀行、ナショナル・オーストラリア銀行などが下げを主導。製薬メーカーのCSL、小売チェーンや鉱山運営など多角企業のウェスファーマーズなども下落。石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループとサントスが買われた。

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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