英住宅ローン回復、暗雲の中の明るい兆し=NY為替
きょうのポンドドルは買い戻しが優勢となっており、1.26ドル手前まで上昇する場面も見られた。ただ、英中銀が市場の期待以上に利下げに前向きな姿勢を示していることが明らかとなる中、上値は依然として重い雰囲気に変化はない。
住宅購入の増加は停滞する英経済にとって希少な朗報を示している。年明けに発表される英住宅ローン承認件数は7月以降毎月増加しており、経済の停滞と支持率低下に直面する労働党政権にとって救いとなるかもしれない。
力強い賃金上昇と緩やかな金利低下が住宅購入を後押ししており、英経済にとってより良い時期が訪れる可能性を示唆していると述べている。
承認件数は短命で終わったトラス政権の経済政策の影響で打撃を受けた後、回復し始めていると指摘。政策は住宅ローン金利の急上昇につながっていた。
GBP/USD 1.2569 GBP/JPY 198.44 EUR/GBP 0.8295
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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