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【これからの見通し】来年に向けた流れはドル高・円安を指向も、年末控えて調整や介入警戒に留意

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【これからの見通し】来年に向けた流れはドル高・円安を指向も、年末控えて調整や介入警戒に留意

 12月の日米金融政策会合を通過して、ドル高・円安の方向性がより鮮明になってきている。日銀が賃金動向やトランプ政策の見極めに時間をかけて政策決定したい意向が感じられる一方、米国ではインフレ圧力が根強いことから来年の利下げ回数が従来よりも減少するとの見方が示されている。ドル円は160円に向けた動きとなっている。

 ただ、年末を控えて取引量が細るなかで、投機的な動きに目を光らせている政府・日銀の円買い介入の動きも警戒されている。神田前財務官の時期には介入の効果が極大化されるよう、絶妙のタイミングで介入が実施されたように思える。それを考慮すると年末年始の薄商いのマーケットでは注意が必要となろう。また、トランプ次期大統領就任の1月20日の前後も節目の時期となるかもしれない。いずれもせよ、水準よりもスピードとの原則論からすれば、薄商いでの急変動に対応する可能性は高そうだ。

 きょうは年末応当日となることから、年末特有のフローや調整の動きが入りやすい点も留意しておきたい。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、ブラジル拡大消費者物価指数(IPCA)(12月)、ブラジル雇用統計(11月)、米卸売在庫(速報値)(11月)など限定的。発言イベント関連では、日銀国債買い入れ予定(2025年1月-3月)、米週間石油在庫統計などの発表が予定されている。主要金融当局者の講演予定などは無し。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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