アジア株 香港株は1週間ぶり2万ポイント大台回復して取引終える、中国当局が住宅会議開催
アジア株 香港株は1週間ぶり2万ポイント大台回復して取引終える、中国当局が住宅会議開催
東京時間14:01現在
香港ハンセン指数 20098.29(+215.16 +1.08%)※短縮取引
中国上海総合指数 3374.18(+22.93 +0.68%)
台湾加権指数 23153.75(+49.21 +0.21%)
韓国総合株価指数 2442.63(+0.62 +0.03%)
豪ASX200指数 8220.90(+19.32 +0.24%)※短縮取引
インドSENSEX30種 78700.56(+160.39 +0.20%)
アジア株は軒並み上昇。中国当局が住宅に関する年次会議を開催したとの報道を受け、追加の景気支援策期待が広がっている。
香港株は約1週間ぶりに2万ポイントの大台に乗せて取引を終了した、本日はクリスマスイブのため短縮取引。
シャオミやアリババ、レノボ、バイドゥ、JDドットコムなどハイテク関連が上昇したほか、支援策期待で華潤置地や恒基兆業地産、龍湖集団、新鴻基地産発展など不動産株も上昇した。
上海市場ではエネルギーや消費財、資本財、生活必需品など幅広い銘柄が上昇している。景気支援策期待が広がっている一方で米中関係悪化が懸念されている。
トランプ次期大統領はパナマ運河の通行料は「ぼったくり」だとして料金引き下げを要求しており、応じなければ運河を米国に返還すべきだとしている。運河は中国が管理するものではない、悪者の手に渡る危険があると指摘しており、パナマ運河に対する中国の影響を懸念しているようだ。
豪州株は小幅高で取引を終了した、本日はクリスマスイブのため短縮取引。
豪中銀12月議事録がややハト派な内容だったほか、政策委員の新メンバーにハト派のフライマッキビン氏が起用されたことから、年明け最初の会合で利下げに踏み切るとの期待が広がっている。フライマッキビン氏は2022年の積極的な金融引き締め策のときに低金利を支持していた。
韓国株は冴えない、政治不安が重石。
きょう発表された韓国12月の消費者信頼感は88.4と前回の100.7から大きく低下し、22年11月以来の低水準となった。低下幅はコロナパンデミック時の20年3月以降最大となる。今月初めの戒厳令巡る政治不安と金融市場の混乱を受け消費者信頼感が大きく低下した。
執筆者 : MINKABU PRESS
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