広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

FX/為替「ドル/円、米追加利下げの織り込み進む チャート的には売りがやや優勢か」 外為どっとコム トゥデイ 2024年12月3日号

マネ育チャンネル 

外為どっとコム トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2024年12月3日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部 中村勉

目次

▼2日(月)の為替相場
(1):豪小売売上高は予想以上
(2):財新製造業PMI 5カ月ぶりの水準へ
(3):フランスで政局不安
(4):ISM製造業 予想を上回る
(5):FRB理事「利下げに傾く」

▼2日(月)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:売りが優勢の展開になりやすい/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

2日(月)の為替相場

期間:2日(月)午前7時00分~3日(火)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):豪小売売上高は予想以上

豪10月小売売上高は前月比+0.6%と市場予想(+0.4%)を上回った。一部の小売業者が11月のブラックフライデーのセールイベントを待たずに値引きに踏み切ったことが売上高の増加に繋がった。

(2):財新製造業PMI 5カ月ぶりの水準へ

中国11月財新製造業PMIは51.5と市場予想(50.6)を上回り5カ月ぶりの水準に上昇した。

(3):フランスで政局不安

フランスのバルニエ首相は25年度予算案の一部を採決なしで国民議会(下院)を通過させる憲法第49条3項の特例条項を発動した。これに対して左派政党が不信任動議を提出すると発表。議会内最大勢力で極右政党の国民連合(RN)を実質的に率いるルペン氏も不信任動議を支持することを表明した。

(4):ISM製造業 予想を上回る

米11月ISM製造業景況指数は48.4と市場予想(47.5)以上に前月(46.5)から改善。構成指数では新規受注が50.4と8カ月ぶりに活動拡大と縮小の分岐点である50.0を超えた。また、雇用は48.1と依然として縮小圏だが2カ月連続で改善を示した。

(5):FRB理事「利下げに傾く」

FRBのウォラー理事は米国経済研究所(AIER)主催のFRB政策枠組み見直しに関する会議で、「現時点で12月会合での追加利下げ支持に傾いている」との見解を示した。同時に、「会合までに得られるデータが予想外に上振れした場合、自身のインフレ予測が変わるかどうかに判断は左右される」とも付け加えた。

2日(月)の株・債券・商品市場

<最新の株価指数CFDレートはこちら>

ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

<外為注文情報はこちら>

【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:売りが優勢の展開になりやすい

昨日のドル/円は東京時間こそ需給の買いなどを支えに一時150.75円前後まで上昇したが、海外時間に入ると一転して下落。日銀による追加利上げの可能性が意識されたほか、米長期金利が上げ幅を縮めたことで149.08円前後まで下押しする場面も見られた。また、米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では「追加利下げ支持に傾いている」と発言したこともドル/円の上値を抑える一因となった。終値ベースでは約0.1%安。日足の足型は上ヒゲが目立つ十字線で50日移動平均線にキャップされた。本日は一目均衡表では雲の中に突入しており、売りが優勢の展開になりやすいと見ている。12月FOMCでの追加利下げについてはFedウォッチでは利下げの確率が76%まで上昇してきている。本日は共にハト派と目されるクーグラーFRB理事とグールズビー・シカゴ連銀総裁の発言が予定されている。

注目の経済指標:JOLTS求人件数

注目のイベント:FRB高官発言

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

 
nakamura.jpg外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。

マネ育チャンネル:外為どっとコム

関連タグ

執筆者 マネ育チャンネル

執筆者 : マネ育チャンネル|外為どっとコム

マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

関連ETF

FXアプリ スマホランキング

GMOクリック証券 56

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 110
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 13
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
GMOクリック証券 のアプリ詳細

外為どっとコム 54

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 107
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 23
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
外為どっとコム のアプリ詳細

LINE FX 50

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 109
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 23
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
LINE FX のアプリ詳細

▶︎ FXアプリをまとめて比較する

直近24時間の重要経済指標

Pick Up 雇用統計 FOMC

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます