ドル円、155円台に再び上昇 米CPIの下げ解消=NY為替
ドル円が再び155円台に上昇している。本日の米消費者物価指数(CPI)を受けて、為替市場はドル売りの反応が見られ、ドル円は一時154円台半ばまで値を落とした。しかし、動きが一巡すると再びドル買いが復活し、ドル円も米CPIを受けた下げを完全に取り戻している。
本日の米CPIは概ね予想通りとなった。一部からは予想を上回りインフレ再燃を示すのではとの警戒感も出ていたものの、予想通りの内容に安心感が広がった模様。しかし、トランプ氏の勝利でインフレ懸念が台頭する中、根強い買いがドルの下値をサポートしている。
USD/JPY 155.09 EUR/USD 1.0576 GBP/USD 1.2700
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。