IMFが豪州の来年CPI予想を3.6%に大幅引き上げ、豪インフレは先進国で最も高くなる見込み
IMFが豪州の来年CPI予想を3.6%に大幅引き上げ、豪インフレは先進国で最も高くなる見込み
IMFは豪州の来年の消費者物価指数の予想を従来の2.8%から3.6%に大幅に引き上げた、豪財務省が25年半ばまでに2.75%に低下するとの予測とは対照的になる。
IMFは、豪政府による生活費補助制度によりインフレは今年末までに3%に鈍化するものの、補助制度終了とともにインフレは再加速すると予想。豪州のインフレはスロバキアを除く先進国でもっとも高くなることになる。豪州は慢性的なインフレに見舞われると指摘。
豪中銀はインフレは依然として高すぎると繰り返している。今月末に第3四半期CPIが発表されるがインフレの根強さが示されれば、利下げ開始は来年半ば以降になる可能性も。
執筆者 : MINKABU PRESS
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