あくまで米雇用のトレンドがドルの鍵を握る=NY為替
NY時間の午後に入ってもドル円は軟調な展開が続いており、148円ちょうど付近での推移となっている。ただ、全体的な動きは鈍く下押す気配もない。金曜日に予想外に強い米雇用統計が発表されたが、FRBの金利決定においては、あくまで米雇用の中期的なトレンドが単月のデータよりも重要で、ドルも同様だとの指摘が出ている。
現時点でポジティブ、ネガティブどちらのサプライズでも、単月のデータを過剰に解釈すべきではないと述べている。しかし、雇用の基調は米経済は減速はしているものの、依然堅調であるという見方を裏付けており、少なくとも現時点でドルに対して過度に弱気になるべきでもないという。
USD/JPY 148.03 EUR/JPY 162.58
GBP/JPY 193.79 AUD/JPY 100.12
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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