植田日銀総裁の「タカ派化」警戒 個人消費の判断を上方修正、CPIは伸び拡大
植田日銀総裁の「タカ派化」警戒 個人消費の判断を上方修正、CPIは伸び拡大
日銀会合は無難に通過、このあと15時半からの植田日銀総裁の会見に注目が集まる。日銀は政策金利を0.25%に据え置いた。個人消費について「緩やかな増加基調」と、従来の「底堅く推移」から判断を引き上げたことを受け、植田総裁が会見でタカ派姿勢を示すのではないかとの見方が広がっている。植田総裁は市場を注視しつつも、経済物価が見通しに沿って推移すれば追加利上げを進めるとしている。今朝発表された8月消費者物価指数の伸びが拡大したことも年内の追加利上げ観測を高めている。
日銀会合受け円は一時上昇、ドル円は142円台を割り込む場面も見られた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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