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ゴールドマンやモルガンスタンレーは反落も、金融株に強気な見方が多い=米国株個別

株式 

(NY時間15:48)(日本時間03:48)
ゴールドマン<GS> 486.94(-23.31 -4.57%)
モルガンスタンレー<MS> 99.13(-4.48 -4.32%)
JPモルガン<JPM> 220.12(-4.68 -2.08%)
バンカメ<BAC> 40.57(-0.19 -0.45%)
シティグループ<C> 61.26(-1.39 -2.21%)
ウェルズ・ファーゴ<WFC> 58.42(-0.06 -0.09%)

 本日は年初来高値を更新していたS&P金融株指数が反落。先週末に過去最高値で取引を終えたゴールドマン<GS>や、モルガンスタンレー<MS>、JPモルガン<JPM>が下げを主導している。業界全体を見ても株価は買われ過ぎの状態にはあり調整も止む無しといったところではあるが、市場では調整を経た後は経済のソフトランディングを期待し、利下げが純金利マージンの強化に繋がることから、金融株は引き続き好調を維持するとの見方が根強いようだ。

 金融株指数は好調な四半期決算を受けて、この1カ月で7.7%上昇した。先月の4-6月期決算発表における金融セクター全体の1株利益の上振れサプライズは13.8%で、銀行セクターに限れば19.9%となっていた。S&P500企業の1株利益の上振れサプライズは5.2%に後退し2022年以来の最低水準となった四半期において、金融株はあらゆるセクターで最大のサプライズとなっていた。JPモルガン<JPM>は取引急増の中で、米銀史上最大の四半期利益を達成し、予想を43%も上回るサプライズとなった。

 ただし、利益を牽引したのは純金利マージンではない。実際に銀行は上昇する資金調達コストを消費者に転嫁することに苦慮しており、マネー・マーケット・ファンド(MMF)の高利回りも助けにはなっていない。それでも米大手銀の純金利マージンは少なくとも過去10年間で最低水準となっている。

 銀行はコスト削減や事業の見直しが奏功し、総資産利益率(ROA)と自己資本利益率(ROE)は2022年第1四半期に記録した過去最高に近い水準を維持している。また、アナリストの期待値を巧みに操作し、四半期決算で結果を出すという素晴らしい仕事をしていることも明らかだとの指摘も聞かれる。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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