トランプ関税発言受けドル売り・円買いも値動き限定的「タコ取引」を警戒
トランプ関税発言受けドル売り・円買いも値動き限定的「タコ取引」を警戒
トランプ関税発言を受けドル売り・リスク回避の円買いが見られる。ドル円は一時144.12円付近まで下落した。ユーロドルは4月22日以来の高値をつけている。ただ、値動きは今のところ限定的、ダウ先物は下げ幅を縮小している。市場は「タコ取引」を警戒しているようだ。
トランプ米大統領は「2週間以内に一方的に関税率を設定する」と発言。今後1週間半から2週間以内に関税率を設定している国々に書簡を送る、受け入れるか拒否するか選べということだと述べた。また、貿易期限延長の用意あるが必要ないだろうとしている。
これより前にベッセント氏は相互関税の90日間の一時停止期間を延長する可能性が高いと述べた。これに対しベイヤー下院議員は「タコの匂い」がするとトランプ氏を批判。
※「タコ取引（Taco Trade)）」＝Trump Always Chickens Out（トランプは常に臆病になる）
執筆者 : MINKABU PRESS
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