ミシガン大指数にドル買いの反応 ドル円は148円台=NY為替
日本時間23時に発表になった8月調査分のミシガン大消費者信頼感指数が予想を上回ったことでドルが買い戻されている。一時147.65円付近まで下落していたドル円も、指標を受けて148円台に戻す展開。ユーロドルも1.10ドル台を回復していたものの、再び1.09ドル台に値を落としている。
今回のミシガン大消費者信頼感指数は8月初旬の株急落時に実施されたこともあり、予想を下回る弱い内容になるのではとの警戒感も事前に出ていた。それだけに、今回の予想を上回る内容はややサプライズだったようだ。インフレ期待も前回と変わらずの内容だった点もドルの買い戻しをサポートしているようだ。ただ、FRBの利下げ期待には変化はない。
*ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)(8月)23:00
結果 67.8
予想 66.9 前回 66.4
・1年先のインフレ期待
結果 2.9%
予想 2.8% 前回 2.9%
・5-10年先のインフレ期待
結果 3.0%
予想 2.9% 前回 3.0%
USD/JPY 148.16 EUR/USD 1.0989 GBP/USD 1.2887
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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