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ドル相場が小反落、英欧PMIを受けてユーロ買い・ポンド売り=ロンドン為替概況

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ドル相場が小反落、英欧PMIを受けてユーロ買い・ポンド売り=ロンドン為替概況

 ロンドン市場では、ドル相場が小反落している。前日の米FOMC議事録を受けたドル高の動きに調整が入る格好。また、この日発表された一連の5月PMI速報値で、ユーロ圏が回復する一方で、英国は予想外の低下を示したことが、ユーロ買い・ポンド売りの動きにつながった。ユーロドルは1.08台前半から半ばへと上昇。一方、ポンドドルは1.27台前半で方向感に欠ける振幅となっている。より明瞭なのがユーロポンドの値動きで、0.85ちょうど付近から0.8530付近へと水準を上げている。ドル円は156.50台まで下押しされたあとは156.80付近まで反発も、その後は上値を抑えられている。米10年債利回りは4.41%付近から4.445%付近で上に往って来い。米株先物は時間外取引でナスダック主導で買われている。ユーロ円は170円付近へと底堅く推移、ポンド円は199円台で方向感なく振幅している。

 ドル円は156円台後半での取引。東京午前の156.90近辺を高値に、その後は前日終値156.80レベルを下回る水準で推移している。ロンドン朝方に156.57近辺まで下押しされたあとは、下げ一服。米10年債利回りは4.41%付近から4.445%付近で上に往って来いとなっており、ドル相場の上値を抑えている。米株先物はナスダック主導で買われており、欧州株も小高く推移。金利面とリスク面の綱引きで、ドル円は売買が交錯した。

 ユーロドルは1.08台前半での取引。東京市場では前日終値の1.0823レベルを離れずの揉み合いが続いた。ロンドン時間に入ると仏PMI速報値が予想を下回り1.0812近辺まで下押しされた。その後、ドイツとユーロ圏PMI速報値の改善を受けて買われ、さらにECBの賃金調査が強含んだことも後押し、1.0848近辺に高値を伸ばしている。ユーロ円はロンドン朝方に169.29近辺、その後170.00近辺へと振幅。対ポンドではユーロ買いが優勢。

 ポンドドルは1.27台前半での取引。ロンドン朝方に1.2739近辺まで買われたあとは、1.2705近辺まで下落。その後はレンジ内で揉み合っている。英PMI速報値が予想を下回ったことで、ユーロ買い・ポンド売りの動きがみられた。ユーロポンドは0.8500付近から0.8530付近へと上昇。ポンド円は199.11近辺から199.73近辺での上下動も、前日終値199.40付近に落ち着いた。

minkabu PRESS編集部 松木秀明 

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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