レーンECB理事、現在のディスインフレ局面が平坦でないのは必然
ECBのチーフエコノミストを務めるレーン理事は講演で、消費者物価上昇が順調に減速するとは考えにくいと述べた。2025年にインフレが目標の2%まで戻ることに確信を示したが、賃金とサービスコストは依然として押し上げられていると指摘した。
「現在のディスインフレ局面が平坦でなないのは必然。エネルギー部門のベース効果と今年はイースターの時期が早かったことに伴う3月のサービスインフレに対する上振れの反動を理由に、総合指数は短期的に現在の水準付近で変動が見込まれる」とも述べた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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