反発、ヒズボラの大規模攻撃で一時緊迫感強まるも失速=NY原油概況
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=85.66(+0.64 +0.75%)
ニューヨーク原油の当限は反発。 シリアのイラン大使館を空爆したイスラエルに対するイランの報復攻撃を待つなかで、一時的に買いが強まったものの、高値から押し戻されて引けた。レバノンの親イランの武装組織ヒズボラがイスラエル北部に向けて大規模なミサイル攻撃を実施し、対イスラエル報復の狼煙かと思われたが、ヒズボラの動きにその他の武装組織やイランが続くことはなく、瞬間的に高まった緊迫感が後退し高値から離れた。
時間外取引で5月限は上昇。通常取引開始後は87.67ドルまで一段高となった。ただ、その後は急速に上げ幅を削った。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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