ドル円150.30円台まで下落 日銀関連報道受け早期追加利上げを警戒 JPモルガンは利上げ予想時期前倒し
ドル円150.30円台まで下落 日銀関連報道受け早期追加利上げを警戒 JPモルガンは利上げ予想時期前倒し
米FOMCを受けたドル売りが継続、また東京時間では円買いが強まっており、ドル円は150.30円台まで下落、早朝の高値から1円下げている。
きのう、FOMCを前に日銀関連記事が英語で報じられ、3時半頃に円が一時上昇する場面があった。21日東京時間では再び材料視されており、円買いが強まっている。
日経によると、日銀の年内追加利上げ観測が広がっているという。有力視されているのは10月で、マイナス金利解除後の物価・経済情勢を半年ほど見極めてから動くと、「日銀関係者」が指摘。ただ、インフレ再加速となれば7月会合で判断するとの見方も増えているという。一部で早期の追加利上げ観測が浮上している。米JPモルガンは日銀の追加利上げ予想を従来の24年末と25年半ばから、今年の7月と12月に前倒しした。
国会に出席している植田日銀総裁は「当面、緩和的な金融環境は継続する」とコメントしている。

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。