エンジニアリング・ソフトウエア3社が上昇 エヌビディアのブラックウェルを使用=米国株個別
(NY時間10:10)(日本時間23:10)
アンシス<ANSS> 339.55(+4.28 +1.28%)
ケイデンス<CDNS> 307.94(+7.01 +2.33%)
シノプシス<SNPS> 572.53(+11.90 +2.12%)
アンシス<ANSS>、ケイデンス・デザイン<CDNS>、シノプシス<SNPS>のエンジニアリング・ソフトウエア3社が上昇。エヌビディア<NVDA>が打ち出したAI向け次世代チップ「ブラックウェル」を上記の3社が使用すると発表した。エヌビディアは声明で、3社は電気、機械、製造システムおよび部品の設計、シミュレーションのためのソフトウェアを高速化するために、この「ブラックウェル」を使用すると述べた。
【企業概要】
*アンシス
米国内外のハイテク・航空宇宙・自動車・エネルギー等の業界向けに、エンジニアリングシミュレーションソフトウェアとサービスの開発・販売を行う。ユーザーがオンプレミスやクラウド経由で設計を解析できる、設計から最終テスト・検証・展開までの、製品開発プラットフォームを提供する。
*ケイデンス
米国内外の半導体メーカー・電子機器メーカー等向けに、集積回路(IC)設計やシステム開発に使用されるソフトウェア・ハードウェアの開発・販売を行う。製品は、スマートフォン・ノートパソコン・自動車や自律走行システム・AIシステム等の開発に適応される。
*シノプシス
エンジニアが集積回路(IC)の設計とテストに使用する電子設計自動化ソフトウェアを開発・提供する。また、より大きなチップ設計の構成要素として使用する設計済み回路、顧客のチップや電子システムの開発を支援する技術サービス、及び様々な業界向けのソフトウェアセキュリティと品質向上ツールを提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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